はり師金属製の細い鍼(はり)を患者の患部に打つことで神経を刺激して、苦痛を和らげたり、体調を整えたりするはり治療をするのが、はり師です。鍼は、中国で生まれた治療技術で、体中に300以上あることが知られているツボに、鍼の刺激を与えて、人間の本来持っている自分で病気を治す力を引き出して、様々な効果をあげます。 はり師は、まず、患者に「問診」を行い、症状を詳しく聞きます。次に、患者の身体に触れる「触診」によって症状を確認します。肌の不自然な硬さ、肌の下に隠れた「しこり」などを指先の鋭い感覚で探りだします。 そして、患者の症状を把握したら、「ツボ」に鍼を打ちますが、患者はほとんど痛みを感じません。 はり師は、患者の症状に合わせて、鍼を、深く打つ、浅く打つ、斜めに打つ、打った鍼を回す・上下させるなどの打ち方から有効なものを選びます。 はり治療にあたっては、人の肌に鍼を打つので細菌などによる感染症を防ぐため、必ず手と患者の皮膚を消毒します。また、感染を防ぐための使い捨ての鍼もあります。 はり治療は、法律的には、手術、投薬、注射などの医術で病気を治す医療行為ではありません。しかし、病院に通いながら、はり治療に訪れる患者も多いので、医療に関する基本的な知識が求められます。 はり師の求人広告掲載をご検討の企業様へ求人広告の掲載が無料。応募があった時点でコースをご検討いただく成功報酬体系の求人広告サイトです。 11月22日現在、220,244人の求職者、28,268社の企業様にご利用いただいております! その他の医療の職業一覧 |
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