心理判定員人間関係のもつれが原因で普通の生活ができなくなった子どもや、知能や精神、あるいは体に障害のある人が、心理面で問題を抱える場合があります。心理学の専門知識をもとに、こうした人々に接して心理状況を的確に把握し、今後の指導や援助などの処遇(しょぐう)を決めるために判定をするのが、心理判定員の仕事です。 児童相談所には、子どもや親、学校、医療機関などから、色々な相談が寄せられるます。心理判定員は、面接では、子どもの側に立って、気持ちの理解につとめます。心理学にもとづいた方法で、お話しや絵遊び、ゲームなどを使って、言葉にならない心の内側を理解する工夫をこらしながら、観察を重ねます。 必要に応じて、子どもに不安を抱く親の考えにも、耳を傾けます。そうした幅広い視点から得た情報を元に、子どもの心理状況を細かく分析し、判定に役立てます。児童相談所では、こうした心理判定による結果に、児童福祉司や医師などの意見を加えて、福祉施設への入所など、その子どもにとって最もふさわしい処遇を決定します。 障害者の自立のために相談や指導、訓練をおこなう更生相談所で働く心理判定員の場合は、いろいろな検査器具を使って、職業に関する適性や能力の判定をして、リハビリテーション計画などに反映させます。 その後も、福祉施設のスタッフと一体となって、アフターケアに取り組み、障害者たちの自立を助けつづけます。 心理判定員の求人広告掲載をご検討の企業様へ求人広告の掲載が無料。応募があった時点でコースをご検討いただく成功報酬体系の求人広告サイトです。 10月31日現在、220,234人の求職者、28,257社の企業様にご利用いただいております! その他の医療の職業一覧 |
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