正社員として求められることに応えられる根拠を履歴書に書こう

企業が人材を採用する際、正社員、派遣社員、アルバイトなどに対する要望、気持ちはそれぞれ違ってきます。

一般的には下記の通りです。

派遣社員やアルバイト

• 求められたことを一定時間内に行ってもらう
   
• 働いた時間に対して賃金を受け取る

正社員

• 「売上を大きく上げる」や「コストを大きく削減する」などの結果を求められる
   
• 成果が評価につながる

つまり、「この人を採用したいな」と思える人材像は

派遣社員やアルバイト

時間内に求められることをきっちりこなす人

正社員

「努力」や「一生懸命」ではなくて結果を出すことを重視している人

ということになります。

一般的には「時間内に」「与えられた仕事をきっちりする」ことが求められています。

ポイント

過去の経験や性格などの具体例を挙げ、きっちりこなす人間であることをPRしてください。

しかし、将来的に正社員採用を見込んだアルバイト採用や紹介予定派遣の場合もありますので、もしその場合は、正社員として必要な要素を持ち合わせていることを表現していただきたいと思います。

正社員は「売上を大きく上げる」や「コストを大きく削減する」などの結果を求められます。

もし、月に1時間働いて5億の売上を上げる人と、月に160時間働いて1,000万の売上を上げる人がいれば、どちらの方が会社に貢献しているかと言えば前者になります。

どれだけの長時間を働いたか、一生懸命働いたといったことは重要な要素ではなく、どれだけの結果を出せたかということになります。

アルバイトや派遣社員の場合、一般的にはありませんが、正社員には評価制度があります。

その評価によって昇給や賞与の金額が決まるケースが多くあります。

ポイント

「結果に対して責任を持つ人間である」ということです。

注意点

語学力、プログラムなどの技術力という特定スキルのみを求められる場合は非正規（派遣社員・アルバイトなど）で十分だと考えられています。
会社利益にいかに貢献するかということを「具体的に」述べてください。

以上を参考に履歴書を作成いただきたいと思います。